宅配買取を専門に行う買取バリューでは、各分野の買取査定の専門家にインタビューを行い、各ジャンルごとの価値があるものを紹介していきます。
今回は、「家にあるもので実は高く売れるもの」と題して、捨てる前に買取を検討した方がいいアイテムを「買取マクサス代表の関さん」にお伺いして、9個ピックアップしていきます。
金歯
(出典:買取イラスト)
金歯は一見ゴミのように感じますが、高価買取になりやすいアイテムの一つです。金歯一つで、買取価格が2〜3万円になることも。
金歯は素材が文字通り「金」となるため、グラム単位で買取されます。金自体の市場価格も10年前から3〜4倍と高騰していることからも、高価買取に期待できるアイテムです。
買取依頼する際は、必ず売りたい金歯のグラムを把握しておきましょう。安く買い叩かれないように、査定後にグラムを踏まえた想定価格と比較することで、損がない買取ができます。
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■ボロボロのブランド品
(出典:買取イラスト)
ブランド品でも状態が悪い場合、処分してしまっている方も多いのではないでしょうか。実は一部のブランド品は、状態が悪い場合でも高価買取になります。
アイテムとしては、革製品がブランド品の場合に高価買取になりやすいです。革製品は他のアイテムと比較してリペアがしやすく、状態が悪い場合でも再販を目的に高値で買い取ってくれる業者が多くあります。
特にシャネルのような近年注目が集まったブランドの場合、原型が最低限保てている色の剥れや軽い破損があるバッグでも、10万円以上の買取価格が付くこともありました。
そのため、不具合がある・かなり古い等の理由で処分してしまう前に、一度査定に出してみるのがおすすめです。
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テレホンカード
(出典:買取イラスト)
公衆電話が少なくなってきている中で、過去に購入していて使用しなくなってる「テレホンカード」も高価買取になることがあります。基本的にカードの額面に応じて買取額が決定し、定価の7割程度で買い取ってもらえることが多いです。
ただし、テレホンカード が高価買取になるのは、あくまで「未使用(穴が空いていない)」であることが前提になります。
理由として、買取業者ではテレホンカードを買取した後、NTTの買い戻しの制度を利用して利益を確保しています。そのため、使用済みの場合は買い戻しで利益を確保できなくなります。
使用済みの場合は、買取価格も新品の場合と比較して10分の1程度になる、もしくは買取してもらえないケースが大半です。
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フィルムカメラ
フィルムカメラも、想定していない高価買取価格が付きやすいアイテムの一つです。
ライカのようなブランドメーカーの場合は、以前から買取価格が高く付くものでしたが、近年は手軽に購入できるようなメーカーのものでも、2〜3,000円になる場合もあります。
フィルムカメラは中国で需要が上がっており、その観点から長年眠っているようなものでも、買取価格が付くようになっています。
そのため、フィルムカメラの高価買取を狙いたい場合は、日本国内のみでなく海外に流通経路がある買取業者を選択することがポイントです。
また、手間をかけてもいいから少しでも高く手放したいという場合は、フリマアプリやオークションサイトで販売するのも一つの手になります。
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レトロ玩具
(出典:買取イラスト)
昭和や平成初期に制作されていた「レトロの玩具」も、思わぬ高価買取になるケースがあります。
以前からマニアの方から一定の需要はあったアイテムになりますが、近年では「ガンダム消しゴム」や「鉄筋28号のフィギュア」など市場価値が上がっています。
ジャンルとしては、超合金系のようなアニメを絡めたフィギュアの注目度が高いです。ものによって大きく異なりますが、10万円を越えてくるようなケースも珍しくありません。
このようなジャンルが注目されている背景には、中野ブロードウェイのようなサブカルへの注目度が高まっている点があります。
少しでも買取価格を上げたい場合は、付属品を完備させることや、パッケージがある場合はそれらも一緒に買取に出すことがポイントになります。
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トレカ(ポケモンカード・遊戯王など)
玩具であることからその価値が軽視されがちなトレカですが、近年市場価値が上がっており、買取価格も高騰しています。
もちろんカードのレアリティや状態にもよりますが、ものによっては億越えの価値がついているカードもあったりします。
ここまでトレカの買取価格が上がっているのは、「感染症を機にトレカユーザーが増えたこと」「トレカを投機目的で収集する人が増えたこと」が関係しています。
なお、一部カードは買取依頼するタイミングが重要になる場合もあります。例えば、遊戯王カードのような「禁止カード」が度々変更になるようなものでは、市場価値が乱高下しやすいです。
基本的には、ゲームで利用するユーザーが多いカードの方が高価買取になりやすいため、その辺りのトレンドも追っておくと損がない買取をしやすいでしょう。
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レトロゲーム
(出典:買取イラスト)
もう遊ばなくなってタンスに眠っているような「レトロゲーム」も、想定外の買取価格になることがあります。例えば、1990年代に発売されたファミコンソフトの「悪魔城ドラキュラ」は、5万円以上の高価買取になっている状況です。
近年さまざまなゲーム機が登場する中で、以前はレトロとされていなかったゲームも希少性が高くなり、マニアの方の中で高く取引されるようになっています。
主に、「ファミコン」「スーパーファミコン」のようなファミコンを主軸としたゲームが高価買取の対象になりやすいです。
買取に出す際は、実際にゲームをプレーできるか動作確認しておくと査定額の減額を少なくできるでしょう。
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真珠
近年市場価値が高騰しているアイテムに「真珠」もあります。以前はそれほど注目されていなかったですが、近年その価値が注目されており、ここ3~4年で価値が3〜4倍になっているアイテムです。
このような状況であることから、ネックレス一つで、数万円の買取価格になるケースも多くあります。
真珠の価値が上がっている原因は、供給と需要のバランスが崩れていることが挙げられます。
海外(特に中国)の若者が、カジュアルで利用する文化が発生しており、その点で需要が高くなっています。その一方で、養殖業者の数が減り生産量が下がっている状況です。
その結果、希少性が上がり、価値が高騰しているという構図になっています。
なお、近年注目されはじめたことから、真珠を正確に査定できる業者はそこまで多くありません。知識がない業者に依頼した場合は、せっかく価値がある真珠でも二束三文で買取されるリスクがあります。
そのため、真珠を査定依頼する場合は専門性が高い業者を選択することが重要です。例えば「銀座リパール」では、真珠の買取市場に詳しい査定員が対応しています。
お酒
(出典:買取イラスト)
飲酒に興味がない方が見逃してしまいがちなのが「お酒」です。お酒も買取市場において、買取アイテムの一つとして浸透しており、ものによっては高価買取になります。
例えば、昔のジャパニーズウイスキーは10万円以上の買取が付くこともあります。
お酒の中でも、ウイスキーは買取価格が高騰してる傾向があります。その理由として、海外需要(特に中国)の高まりが挙げられます。
中国では、特殊な風習があり、贈賄の際に現金の代わりにお酒を渡すことがあります。その際のお酒として、日本のウイスキーは重宝されているようです。
これらの点から少しでもお酒を高く売りたい場合は、お酒買取の専門店や海外に坂路を持つ業者を選択することがおすすめです。
株式会社マクサス(東京都公安委員会 第302151307220号)代表取締役社長。関憲人
さまざまなアイテムの買取経験が豊富で、全国で出張買取に対応中。